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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

新規客から「顧客継続率」という指標を使いましょう!

迅速に反応すべき時は、安定リピート顧客が離れたときです。何かが噛み合わなくなったからなので、急いでそれを見つけ出し、直ちに是正する必要がありますよ。

競争相手、顧客の嗜好、接客スキル、従業員の発揮能力は常に変化するものです。
今の変化の激しい情報過多の中で、他社より優れた顧客満足を提供し続けるには、会社も従業員も効果的と思える学習の貪欲な継続が欠かせないのです。
顧客が企業と接するのは従業員を介してです。顧客と従業員の接点の様子、接触頻度、接触の感覚はとても重要な場面です。
経営者を介することは中小企業に限定されますが、経営者の姿形が見えるという中小企業の良さをどんどん顧客に使いましょう。
経営者は、企業の利益と従業員の利益の一致を図ることを忘れてはいけません。
経営者の一人占めは、長い目で見るとマイナス要素を増やすだけです。
余談ですが、長く勤務してくれそうな新規採用者を見極める方法として、「早く辞めてしまった従業員の退職パターンを調べる」ことである程度分かるものです。
加えて、最近の応募動機、その時の応募の媒体、本人の意思、前職の職種や勤務年数などの傾向を分析すると、有効採用の確率が高まりますよ。
最後に顧客ロイヤリティ(リピート率)が高まることの副次的効果をおさらいします。
・リピート購入に加えて他の人への善意の紹介の結果、売上が増えます。
・紹介客が増えるということは、新規顧客を獲得するためのコストが下がることになります。
 ですから既存顧客に重点を置き、丁寧に対応することにより、顧客満足が高まり、その結果全対的にコストが逓減する。
・従業員にとって自分のフアンとなる有難い顧客が増えることとなるので、仕事に対する誇りが保てます。
 企業の利益と従業員の利益の一致を図ることを続けていれば、従業員満足度は必ず高まりますから、従業員定着率が向上します。

[ 更新:2016-07-18 14:16:20 ]

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