普段の話し言葉や口調が、何かの折に出てしまうもの。普段から、自分の言葉遣いはきれいにしておきたいもの。
自分の言葉遣いや表現の仕方は、どこで、誰から学んだでしょうか?
何気ない仕草や、無意識のしぐさは、自分が幼少の時からそばにいる親兄弟をはじめ、生育家庭や成長過程で関わった人たちの影響を受けて身についたものではないでしょうか。
皆家族と一緒に暮らし、地域の中で今日まで生きてきたのです。
日本経済新聞に連載していた「ワカタケル」という小説がありました。作者は池澤夏樹さんでした。
2019年4月22日連載分にこんな描写がありました。
「人の世はさまざまに揺れて、傾いて、流れて、いくつもの分岐点を経て、いくつもの賽(さい)が振られるうちに確たる道として定まっていきます。賽を振るのは、神か、人か、あるいは時か」
これは色々な含みある言葉と感じて、メモに残したものです。
[ 更新:2021-06-24 10:38:17 ]