我社を辞めて行った人のその後は?
誰かが言っていました。
人材の流動化、グローバル化というが、「日本で使いものにならなかった人間が、海外へ行っても使いものにはならない」と。
海外勤務経験のない私は、この意見にコメントはできません。
前職時代の私は、「こんな居心地の良い税理士事務所に、不平や不満を抱いて辞めて行く職員は、他では上手くいかないだろう」と常々思っていました。
目的を持って辞めて行った人は、ある男性は税理士になり、ある女性は中堅企業の総務経理の責任者となり活躍しています。
不平や不満を持って退職していった人たちは、結果的に職を転々とし、離婚してしまった人もいます。
また税理士事務所に戻った人も少なくありません。
人間関係の基本は、「噓はつかない。約束は守る。相手から嫌われない」と思うこの頃です。
それは、言っていることとやってることのギャップがあるかないかで、ある程度は分かります。
それに、誠実で、正直で、かつ慎重な人は、ネアカで外交的なタイプは少ないでしょう。
こういう人は、「教えてください」と言えるし、「是非お聞かせください」と言えます。
私はがっつくタイプの部下は苦手でした。
自分が得たものは、少しでも部下に還元することは意識していました。
部下の受け止め方は人それぞれだったともいますが、見返りを期待してのものではなかったので、良い経験でした。
[ 更新:2021-05-25 11:27:00 ]