中には不思議なほど変わらない人もいるし、これまでの仮面をはずし、演じていたセリフや衣装を本来の自分に戻す人もいる。
若手社員が会社の期待に添うように成長し、お互いにとって良い方向に変化していくには、その人に必要な学習期間と、一定年数のOJTや仕事の実践という経験を踏むことが欠かせない。
その期間に、実力があり、現場経験も部下育成経験も豊富な上司の指導があると最高と思う。
今の若手の強みは、リアルタイムの知識や人脈を使って成果につなげることのようだ。
60歳前後の年代の人は、これまでの知識と経験と人脈を使って成果につなげることが多いだろう。
コロナ禍二年目だからこそ大切にしなければいけないことは、凡事徹底(当たり前のことを当たり前に行う、それも自然なこととして・・・)、何事にも感謝(有難うを言おう、お礼を言おう!)、認識即行動(気がついたらすぐやる)ではなかろうか。笑顔でやれるなら一番と思う。
コロナ禍前の仕事は、その場の空気を読み、効率を追求し、損得で動くことが多かったが、コロナ禍二年目では、向き合う相手の気持ちに配慮し、効率よりも安心・安全・品質を優先させ、関わる人の理解・納得・信頼が得られるように、心穏やかに仕事をさせて頂くことが大事になっているように感じる。
誰の人生も、出会いと、意思決定と選択の繰返しで、その累積が今の自分となっている。
他人には見えないかもしれないが、これまでの成功も失敗も全て自分の構成要素になっている。
それを生かすのが自分なら、生かさないのも自分であるし、生かせないのも自分ではなかろうか。
[ 更新:2021-06-01 11:16:47 ]