人間関係を結ぶのは難しい
相手の年齢が自分より上でも、自分より下でも、人間関係を結ぶのは簡単ではないですね。
正しいことであっても、伝わらないことがあります。理屈が通っていても、相手が受け入れて下さらない時もあります。
教えることは自分の学びになっていいのだけれど、いくら教えても覚えてもらえない時もあります。
お互いの当り前が同じだと、物事はスムーズに進むけれど、同じ言葉でもお互いの当たり前が違うと、「どうしてこうなるの?」と思うことが普通に起きてしまう。
問題意識を持って、もっと良くしていこうと仕事に取り組む人は、仕事の改善や改良が進むから、仕事の合理化や効率化も進み、仕事の質が毎年上がって行くけれど、何にも考えず、何も聞き入れずに毎日同じようにする仕事は、「作業」のレベルのままだから、働きの質の変化は期待できない。
自分が感じたことを素直に受け止められるときは気持ちは穏やかだけど、何か引っかかって、素直な気持ちで受け入れられない時は悩み事となってしまう。
たまに歯切れよく、威勢の良い発言をする人に会うと、最初は共感するけれど、その人が自分の言葉に責任を持たず、ただの言いっ放しの人と分かると、次第に失望や幻滅に変わっていく。
いい年をした人が、言うことがコロコロ変わり、成果も出せない口先だけの人と分かると、相手にしたくないから、話をきかないようになっていく。
その中から一緒にやって行く人を見つけ、お互いが違うことを前提に、関係性(ネットワーク)をつくって行くのがトップやリーダーの仕事。そういうトップやリーダーは、自分の考えを持ち、相手に伝える力もある。
思考力と表現力実行力を備えたトップやリーダーは、自分の経験は必ず活かすし、他人の経験も有効活用できる人と思う。
[ 更新:2018-10-02 16:39:54 ]