以下は黒字企業の特徴として、私が過去の吉見事務所通信に書いたものです。
「私のお客様の平成21年の黒字企業の特徴を列挙してみる。」と書き始めていますから、もう10年近くも前にもなりますね。
今読み直して見ても、大筋では変わっていないと思うので、少しだけ手を加えてみました。
・トップが本気!
「適切な利益を出す」ことを使命として、絶対赤字にならぬように日々考えて、考えて、考え続けている。
・行動が早い(認識即行動!)
良いと思った事はすぐに試してみる。試してだめなものでも、何とかものできないかと工夫をしてみる。⇒自社に合わないもの、工夫をしてもだめなものはアッサリと捨てる。
・社員の能力(キャパ)を踏まえて指示命令を出している。「人間は能力を超えた仕事は出来ない」「やる気のない人間は能力があってもやらない」と割り切っている。
⇒伸びない人、やらない人、できない人には、三年以上過剰な期待を持ち続けないし、根拠のない可能性は追わない。
但し、切り捨てるわけではないし、成長の兆しは見ている。
・計数チェックを怠らない(会計の役割を知っている)。
⇒会計をなめると、後で苦労することを知っている。注意:ここでいう「会計」とは「単なる経理」の意味ではありません。
・業界動向、得意先・消費者動向を5年~10年スパンで観ている。
・相手の年齢や上下関係、取引関係に関係なく、約束は絶対守るし、義理堅い。
・関わり、ご縁、人を大事にする。勿論自分も大事するから、時間をつくって自分の好きなことを楽しんでいる。
[ 更新:2018-05-10 08:48:29 ]