業績が思うようにならない時に、縁起でもないけれど次のことを考えてみよう。
我社が今廃業、解散、倒産した場合、誰が、どの程度困るかを考える。
多数の顧客が困るということは、我社に存在価値があるということだ。
困る人の顔が思い浮かび、その人数が多ければ、その人たちとの接触を深めて、成長の道筋を考えると近道が見つかることが多い。
でも多くの債権者が困るということは、対処を誤ると怨みやつらみをつのらせることになる。
後に長く尾を引くこともある。
関わる人への迷惑は避けたいし、もしかけるにしても一時的に、かつ最小にしたい。
やむをえず迷惑をかける場合は、生涯をかけて償いたい。
「償う」とは、借りたものは返すことであり、穴をあけたものはきちんと埋めることであり、迷惑をかけたなら報いることではないだろうか。
いい年をして、謝って終わりはないと思う。
いい年をして、謝らないし、反省しない人に、周りは手を差し伸べないものと思うこの頃。
[ 更新:2018-05-05 14:46:22 ]