2013-04-16 07:16:43 「執念 」というリバティー福岡の平野さんからのモティメルの引用です!
>引用開始
経団連名誉会長を務められた土光敏夫さんが「執念」について次のように語ってうたそうです。
「わかっていてもやらないのは、わかっていないのと同じだ。やっても成果が出ないのは、やらないのと同じだ。
いったん計画したものは万難を排して完成させよ。その中で人間形成ができる。
やるべきことが決まったら、『執念』をもってとことんまで押し詰めよ。問題は能力の限界ではなく、『執念』の欠如である。
物事を成就させ成功させる力は何か?
その中にはむろん能力がある。しかし能力は必要な条件ではあっても十分な条件ではない。十分な条件とは、その能力に『起動力』『粘着力』『浸透力』『持続力』などを与える力である。
そのような諸力を、私は『執念』と呼ぶ。仕事に困難や失敗は付きものだ。そのような時、困難に毅然と挑戦し、失敗に屈せず再起させるものが『執念』だ。
物事をとことんまで突き詰めた経験の無い者は、成功による自信が生まれない。能力とは『自信の高さと幅』だと言える。自信を一つ一つ積み上げることが、能力を獲得する過程だ。
『執念』の欠如する者には、自信を得る経験が与えられない。」(以上)
今ノーベル賞受賞者の発表が続いていますが、2008年にノーベル化学賞を受賞された下村先生は、旧帝国大学の出身ですから頭脳明晰と思いますが、自分の研究のため87万匹のオワンクラゲを捕獲したエピソードなどは、まず「頭脳」以前に「執念の力」が凄まじいですし、物事の成功成就には、頭だけではなくやり遂げる執念が絶対に必要なことを教えています。
発明王エジソンは電気のフィラメントになる素材を発見するのにその辺にあるものを片っ端から実験していきました。人間の髪の毛、こより、自分が食べ残したチーズ、あらゆるものを実験し、その数は3,000種類にも及びましたがいい結果が得られず友人から「もう3,000回も失敗して気がすんだだろう。そろそろ諦めたらどうだ」と言われます。するとエジソンは、「バカなことをいうな。世の中に物質は5,500種類あると聞いている。私はそのうちの3,000のフィラメントの素材に適していない物質を発見した。残りは2,500。成功はもう目の前まできている」といったそうです。
<引用終了
これらの事実から、私たちは何を学ぶといいか、きちんと向き合いましょう。
[ 更新:2015-10-07 14:51:02 ]