勝負強い社長の経営スタイル(4)

4.個別得意先
内容の良いところだけの取引では商売にならない。清濁合せ飲み、要はバランスの問題。

<4.個別得意先>
・売上高を死守するより、死守しようと固守することによる貸し倒れの発生の方が怖いし、ダメージも大きい。代金支払いが回し手形の場合、相手先・金額・サイトなどから、取引先の状況を読むスキルを磨かなくてはいけない。
・貸し倒れもこれまでのお付き合いの評価機会ととらえる。悪くなったからといって、すぐ手を切らない。内容の良いところだけの取引では商売にならない。清濁合せ飲み、要はバランスの問題。
・得意先とは相互に安心したお付き合いをしたい。「相互にメリットがあるように」、が基本スタンス。時には得意先の再建支援まで行う。「私のノーはあなたにはきついと感じるかも知れないが、きっとあなたにプラスになるはず。」
・物事を主導権もって対処できるか、主導権を握ると商売は楽になる。
・売買予約を入れてくれた人には安く売る。タッグを組む人と、そうではない人との差別化をする。ケースにより「書面」で約束を確認もする。
・「売って下さい!」と言われなくては、利益率は下がる。
・帯広のWホテル−レストランの閉店時間がまちまち、商売なら時間を示したなら、それを守るべき。
・T建設の社長は講師(先生)になったから経営が悪化している。それに下請けをたたきすぎ。下請けを泣かせて自分だけが利益を取るというのは本当の経営ではない。

[ 2006-07-21 15:41:52 ]


その他の記事

記事のインデックスに戻る