社内では多様性(違い)を受け容れ、年齢に関係なく相手を尊重し、協働する。
問題や失敗は病気やケガと同じと考える。
自分の自然治癒力に任せて良い場合は、回復に必要な時間を待つと良い。
それが間に合わないのであれば、思い切って社の内外の専門家の治療や外科手術に身を任せる。
経営は結果重視が基本だから、結果につながる日々の働きにひたむきになること。
そのためには、関わる人への貢献や奉仕も積極的に行うと良い。
時々、気が乗らないとか、やる気が起きないと言う人がいるが、役職者であれば自分で自分の動機付けができなくてどうするのか。
結果を出すために周りを巻きこむには、関わる人の共感や支援が必要となる。
その下地は、自分に対する信頼と信用は欠かせない。
だから言動一致は当たり前で、貢献意欲いっぱいで突き進むことができないのなら、徹底して上司のイエスマンとなり、上司のサポーターとなることだ。
今は通じないが、45年前の昭和の時代の新人は、理屈は不要とされた。
まずは体を動かし、上司の話を聞いて場の雰囲気に慣れることが求められた。
仕事は盗むもの、見よう見まねで覚えるという時代だった。
新人にとって上司という存在があることは、学生時代に無かった初めての経験となる。
学校とは比較にならぬほど、職場には年代も考え方も違う人ばかりと感じる。
そういう人たちと人間関係をつくっていくには、新人に我慢は欠かせなかった時代であった。
[ 更新:2021-06-07 10:19:42 ]