吉見事務所通信 2月号から
仕組みはいろいろ考えてつくるんだけど、仕組が機能しないとか仕組みが活かされないという話はよく聞きます。
では質問です。
・決めたことが速やかに実行できるレベルの社員が、我が社にどれだけいるのか?
・新たな仕組みを試しながら実務運用できるレベルの社員が、我が社にどれだけいるのか?
・多くの社員のレベルがそこまで育っていないなら、社員のレベルアップに心血を注ぐ管理者はいるのか?
・管理者は決まったこと、新たに作られた仕組みを前に何をしてきたのか?
芸術家は自分の作品に心血を注ぎ、それが作品に魂を込めることとなるはずです。
仏師も、仏像を只作るのではなく、制作前から、制作途中も、仕上がってからも魂を込め続けるから、遠い昔の作品でも現代人の心を打つのだと思います。
我社の社員にスイッチを入れる人、魂の伝達をする人は誰でしょうか?
[ 更新:2021-02-11 17:09:45 ]