短期と中期で着眼すると
〇事務方の業務改善の着眼点は次のようになることでしょう。
・仕事の内容から、その人がやるべきか、違う人がやるべきか?
・何らかの方法で、作業時間の削減はできないか?
・手順や回数は、従来のやり方で本当に良いのか?
・ロット化や集約化で、削減できるものがないのか?
・社員の給与と技能の関係は適切か?
・社内で行うべき仕事と、在宅でやっても構わない仕事と、他社に任せても構わない仕事を分類し、アウトソース(外注化)すべき業務を切り分けしているか?
〇短期的な改善が見込めるものの例
・担当が明確でないために、部門ごとに重複している業務
・システムがあるのに、活用されていない業務
・給与の高い社員が行うべきではない業務
・管理者が見ていない報告書や日報
・誰も見ていない、定期的な出力帳票
・予定組や段取が不適切なため、無駄な待ち時間が発生している業務
・各部門で行われている不必要な事務処理
・人員の配置のアンバランスにより、残業が発生する業務
〇改善に中期的な取組(着手から半年以上)が必要なものの例
・顧客との取り組みが必要なもの
・仕入れ先や外注先との取り組みが必要なもの
・ハードやシステム構築などで投資が必要なもの
・自前まで行うと割高になる業務
[ 更新:2020-08-03 13:17:37 ]