ホワイトカラー(事務方)の生産性改善を考える
〇今後の取組
社員の仕事は「見える化」されていますか。営業でも、現場でも、工場でも事務方の仕事でも、「誰が、何を、どのように、何時間かけて行っているか可視化すると、気づきが早くなります。
工場にコスト(原価)計算の仕組みがあり原価管理がなされているように、営業や事務方の仕事も数値管理していくのはいかがでしょうか。
工場ではコスト削減や品質向上の努力は評価され、報奨もされます。そてと比べると、事務方は何もなくて当たり前、何をやっても当り前というケースが多いのですが、事務方の業務改善も評価され報奨されるべきであると思いませんか。
〇コストの把握
工場のコスト(原価)は、単位当たりの人件費、単位当たりの経費、使用する資材費を、製造する製品単位の使用量に応じて積上げることで算出されます。
一方ホワイトカラーの世界では、組織ごとあるいは拠点ごとの人員数は経験則か売上高比率に応じて算定されてきたことでしょう。そこで、原価計算のロジックを用いて、業務量に応じた理論人員数を算出すべきではないでしょうか。」必要なサービス量に応じた適正人員を把握しようとするものです。試してみませんか?
具体的には、担当業務の単価の高低、工数(時間)の増減、回数の増減を把握することから始めましょう。
[ 更新:2020-08-03 13:07:29 ]