オーナー型中小企業の風土はトップそのもの!
長年中小企業と関わっていると、オーナー型中小企業の組織風土は本当にトップそのものと思います。
中小企業のトップが変わり、企業風土や組織風土が変わらないとするなら、失礼ながらそのトップはただの飾り物かもしれません。
現在の企業風土に問題があるのなら、新たなトップはその改善に取り組むといいのです。
長年かかって染みついた企業風土の改善は、時間がかかると腹をくくって取組といいのです。
過去の問題のある企業風土の流されるトップは、組織統率力に問題があるのかもしれません。
多くの場合、中小企業のトップは社内情報も社内ネットワークも社内の人間関係も自由に操作できます。
自分の得た情報を、下に伝えるのもトップの意思なら、下に伝えないのもトップの意思です。
トップによって伝達情報の取捨選択が日常的に行われます。
下からトップに上がる情報も、トップの意思で共有することもできれば無視することもできます。
良いことではないのですが、トップの少数のお友達やお気に入りで会社の中枢を固めることもできます。
中小企業のトップの力はこのように強力です。
[ 更新:2020-07-14 17:07:06 ]