中小企業は大企業と比べると、ないものばかりです。
動かす資金には大差があり、人材も数も個人の能力も見劣りするし、知名度や地域へのインパクトも限定的です。これを嘆いても仕方ないのです。ないものはないし、足りないものは足りないのです。
その中で頑張れるのは、社員たちの地域のきめ細かな現状認識力とトップの素早い判断力!
まず前向きに!現状を打破し、前進するには何をすればよいかを常に考えて、あの手この手の行動力が差別化要素になるでしょう。
商品やサービスが顧客要求と合わなくなると、販売数量が減る、在庫が増える、値引きが増えるということが起きます。
この変化に早めに気づけないと、感度がさび付いてきている可能性が大きいでしょう。
「前が良かったから、そのうち良くなるだろう」という楽観的な姿勢は、今の時代では大間違いです。顧客から見て価値がなくなったものが、待つことで価値が回復する事ってありましたか?自分の購買体験を振り返ると、分かることや気づくことがいっぱいあるでしょう。
顧客の要求は言葉になるものもあるし、言葉にならないものもあります。そこに向き合って、顧客が対価を払いたいと思う商品やサービスを探し求めるのも、中小企業のマーケティングの一つではないでしょうか。
[ 更新:2019-10-02 10:11:11 ]