厳しい環境にも耐えて長黒字を維持する企業。厳しい環境を前に、赤字転落し淘汰される企業は増えることでしょう。
まず悪平等はやめましょう。厳しい環境を前に、結果を出せない人は一旦横において、潜在能力を顕在化させる人を抜擢しましょう。能力のある人が本気でやれば、かなりのことをやります。能力のない人が中途半端にやって、厳しい環境を乗り越えられるとは思えないのです。
先が読めない時代は、経験と勘、度胸も大事です。経験もない、勘も働かない、度胸もない人に何ができるでしょうか?
見えないものを見る力、計量化できない要因を見抜く力も、持っている人はいるものです。社内にいなければ、社外で探しましょう。
本物と偽者を見分ける力をつけて、本物をと関わり、本物を使う実行力と勇気を持ちましょう。偽物に深い入りすると、だまされて損失をこうむります。本物は滋養栄養となりますが、偽物は毒素となりますから要注意です。
中小企業は限られた時間と空間の中で何をやるべきか、どんどん決めて実行です。あるものは使いこなす、使い切ることを習慣としましょう。
最高条件と最適条件は違います。中小企業は自社の実力での最適条件で戦いましょう。最高条件はお話の世界と割切りましょう。そして大事なことは白地を残す、余裕を持つことです。満杯、キチキチにすると、トラブルが起きた時に後手後手となります。そうなるとミスとクレームで損害が大きくなります。
当たり前ですが、決めたことはトコトンやり抜くことです。黒字の会社は、決めたことはトコトンやり抜くこうとする社員が多いのです。赤字の会社は決めて終わり。決めたことをトコトンやり抜くこうとするのは社長くらいで、後は傍観者という光景です。
最後に、社員の子供を守る、社員の命と健康を守る、個人も会社も今日までつないできた遺伝子を守ることに思いをはせることです。
[ 更新:2019-06-05 14:53:55 ]