---

予算が順調に達成されているグループは、そのまま押せ押せで行ってもらえばいい。

余計なことを言って彼らの気分を害するよりも、良い状態を続けてもらいたい。

では、予算が未達成の場合はどうする？
予算が未達成という事実の指摘が一番簡単。
予算達成に近づけるために、グループメンバーに数字責任を明示することもすぐできる。

でも、予算未達成が続くグループに、これでいいだろうか？
予算未達成の個別要因を把握し、その上で個別に予算達成のための工程（行動計画）を示し、進捗管理が必要。

あきらめが先行しているメンバーには、おしりをたたき続ける必要がある。
行動の仕方が分からないメンバーには、一緒に同行するなり、行動の起こし方まで指導や指示が必要になる。
行動の対象を持たないメンバーには、行動の対象をリストアプして、訪問の際の応酬話法まで指導や指示が必要になる。
予算達成にこだわり、あの手、この手でプッシュ、プッシュが必要。

でも、プレイングマネージャーの上司が予算未達が続くと、それが見本となってしまう。
上司がこれくらいなんだから、自分もこれくらいでいいだろうとなってしまう。

上司は自分への厳しさをどれだ持てるかも問われるから大変。
その上で何とかしようとするから、予算達成への道が出来てくる。

[ 更新:2019-01-23 10:17:56 ]