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個人人格と組織人格

組織人格という言葉と、個人人格という言葉を35年前に学んだ。

今の私の解釈では、「組織人格者」はたくさんの人と一緒に働くことが普通に上手にできる人。
能力のある「組織人格者」は、周りを巻き込んだ仕事ができる人あり、孤立した仕事をさせないサポートのできる人。良い意味で影響力があり、お手本や模範となる人で、一目置かれる人。だからリーダーシップが取れる。

能力のある「個人人格者」は、たくさんの人と一緒に働くことが上手にできる人だけど、心理的に無理や負担を抱えながらやっている人。帰宅して一人になると、どっと疲れが出ている人。

こういうタイプの人には、一人で自己完結できる専門職や専任担当というスペシャリスト的な場を与えた方が、伸び伸びとし力も発揮できるでしょう。私はこのタイプに近いから、今のような仕事をしているだけ。

問題のある「個人人格者」は、協働に適さない人。一緒に働く周りを疲弊させる人。色々発案し、頑張るけれど、結果的に孤立していくことの多い人。
能力のある人ならば、組織を離れて個人で起業した方が望ましいと思う。

人は個人人格の面と組織人格の面の両面を持っていると思う。
自分で使い分ける場面もあれば、個人人格に押し込まれる時もあれば、組織人格に引き込まれる時もあるように思う

[ 更新:2018-10-25 09:27:35 ]

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