苫小牧の経営ゼミで取上げたたことの続編です。 人と仕事のマッチング=適材適所になっていますか?
まず、社員の皆さんの職務能力の棚卸は、定期的にしていますか?
これは毎年行うのが理想と思います。
職務能力の棚卸とは、個々の社員さんが「現在何ができて、何ができないか」の把握です。
何が得意で、何が苦手か。
何を任せられ、何を任せられないか。
今年できるようになること、これから2~3年後にできるようになること、あるいはできるようになって欲しいことの把握です。
これが分からないと、適材適所に収めようがありません。
チームで仕事をする場合は、チームメンバー相互の合性も把握しましょう。
これを見ながら、効果的な学習や職務訓練は行われているか?
0ff-JTやOJTは機能しているか? もチェックするといいですね。
長期的視点で、社員個々のキャリアプランと人材配置の適合性を考えていると、もっといいでしょう。
最近の現場では、専門知識を活かして効率的に業務の遂行ができる職人的、あるいは技術者的な一種のスペシャリストのニーズが高いのではないでしょうか?
この部分のまとめとしては、上司も部下も、要求される知識とスキルと、現在保有して発揮している知識とスキルのバランスが問われているということです。
ここにギャップがある場合、経営者は今年どうするか、具体的に考えなくてはなりません。
[ 更新:2018-07-21 09:15:02 ]