ポイントを整理してみました。
まず、スタート位置の確認
これは現状の正しい認識、客観的な認識です。
会社の実力を知る、地域でのレベルを知るということです。
会社の実力とは、社員の実力、取扱う商品の競争力、顧客の購買力と言ってもいいでしょう。
次に、 ゴールの決定
会社では1年間の利益計画を立てますから、1年後の到達地が経営目的や目標とする利益額となります。
毎年計画が未達成で終わる会社は、会社の実力に合わないゴール設定をしていることが多いです。
そのため、途中で棄権する(諦める)社員も出ますし、ゴールまで走り切る体力がない社員が出たり、頑張るもののタイムオーバーになってしまう社員も出ます。
ですから、目標の設定に当たっては、スタート位置とゴールに至るまでの読みは重要です。
そして、 具体的な計画の設定
スタートとゴールが決まれば、12ヶ月に分解して、毎月達成する月次ゴールを決めます。
月次予算の設定と月次行動目標の設定です。
当り前のことですが、挨拶と身なりは、仕事にふさわしいものとなっていることです。
挨拶の乱れ、服装の乱れは、仕事の乱れとなっていきます。
大事な、 進捗確認
P-D-C-A管理サイクルを回す「C」の場を、週間進捗チェックの場と月間進捗チェックの場を必ず持つことです。
注意点は、進捗チェックの場ですから「進捗報告」で終わってはいけません。今のままで締め切り日までにゴールに必ず到達できるかどうかをチェックしましょう。
遅れているなら、誰がどのように後れを取り戻すのかまで具体的に決めることです。
この進捗チェックの場を運営される方は、「良質な情報量は豊富に、アウトプットは簡潔に!」を心がけてください。
長すぎる会議や、上司の長すぎる発言は止めてください。
挽回できる実力のない人に、丸投げや任せたままでは、遅れたままか、遅れがさらにひどくなることが多いことでしょう。
効果的なのは、上司の活用
社員の実力が伴わない時は、上司の権限をフルに使ってください。上司の経験や人脈をフルに使うことも有効です。
[ 更新:2017-11-22 09:24:24 ]