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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

今年は変革・変化・変容の年

これまでの10年を振り返ると、年頭の挨拶で多くのトップが「今年は変革・変化・変容の年」と言い続けているのではないでしょうか。

では、これまでの10年で何を変え、何を改めたでしょうか?
では、これまでの10年で何が変化して、前と別の状態になったでしょうか?
では、これまでの10年であなたの周りで、姿形が変わったものは何でしょうか?
これらの確認をすることなく、「今年は変革・変化・変容の年」と言い続けても、言葉は虚しく通り過ぎていくだけではないでしょうか。

現在顧客を相手に欠かせないものに、「安全・安心・スピード」があるでしょう。
会社が保証する安全とは、危険がないこと、無事でいられること。
会社が保証する安心とは、心やすらかにいられること、不安を与えないこと、不信感を与えないこと。
会社が保証するスピード(速さ・納期)とは、約束厳守であり、拙速(早いけど拙いもの)でもいけないし、やっつけ仕事でもいけないということ。

自社が選ばれ続けるには、顧客への「関心・感動・感謝」の提供です。
会社が顧客に関心を持つということは、常にその顧客を気にかけ、忘れないということ。
会社は、顧客が対価を払って得たものやサービスに感動したかどうか把握しようとすること。
最低ラインが、「値段値あり!」。次が「お値段以上にお得」。ベストが「感謝=売ってくれて有難う!」です。
会社は、顧客に対し、来店してくれて有難う、買って下さって有難う、また来て下さって有難う、また取引して下さって有難う、永年使って下さって有難うと、心から思って接しているかどうかが問われます。

この実現のキーワードが、「ちょっとこだわり、ちょっと贅沢に」ではないでしょうか。
「気づきにくいでしょうが、ここにちょっとこだわっています」「今回のちょっとしたこだわりは、ここです」それが「ちょっと贅沢に仕上がっているんですよ」と言えるかどうかです。
これが普通にできる人が「開発型人材」です。開発型人材が多くいると、会社は栄え続けます。

[ 更新:2017-07-09 08:09:27 ]

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