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これも私が社会人一年生の勤務先の社訓の一つで、毎日の朝礼で唱和していたものです。

当たり前で、何の変哲もない言葉と、ずっと思っていました。
（残業とか超過勤務のことは、今回は横に置きます。）
経営コンサルタントの勉強を始めて気づいたことですが、「その日の仕事」の概念や認識が、人によって大きく異なるということです。
終業時間までの仕事が、その日の仕事と思っている人。
朝上司から渡された仕事をこなすのが、その日の仕事と思っている人。
締切日を意識して、期日遅れの無いように進めるのが、その日の仕事と思っている人。
一週間単位、一カ月単位で、その日の仕事を決めている人。

自分の感覚で、まッ今日はこれでいいか、とアッサリ済ます人もいれば、執拗にこだわってこだわって延々と仕事を続ける人。
本当に人によっていろいろ、ということが分かりました。

そこから学んだことは、次のことでした。
締め切りのない仕事はないから、締め切り日をハッキリさせること。
その際の仕事の仕上がりの質や量のイメージを共有すること。
その日のうちに、といっても、無制限に時間をかけて良いというものではないということ。
上司は部下の能力と進捗状況を、タイムリーに把握すること。

[ 更新:2017-06-10 10:09:20 ]