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中小零細企業では兼務、兼務だけれど

中小零細企業ではトップも現場を兼務、マネージャーも現場を兼務だけれど

世の中が変化し、地域が変化し、人が変化し、競争相手変化しているから、中小零細企業も適時変化が必要。
車も2~3年でマイナーチェンジするから売れるし、5~7年でフルモデルチェンジをするから売れる。
10年の間には、新車種も市場に出てくるから、市場も活性化する。
そう考えると、トップの仕事は、会社の変化の方向付け(創造経営ではこのことを「事業分野の選定」という)が絶対必要。
中小零細企業ではトップが方向付けをし、事業計画を立案し、旗を振っても、簡単には社員たちはその流れに乗らない(乗れないといった方が正しいかもしれない)。
よって、トップは方向付けと変革の推移も、自ら先頭に立ってやらないと、物事は進まないし、成果も出にくい。
人数の少ない中小企業だから、社員組織を動かすには、トップの補完人材であるマネージャーが、トップと心を合わせられると推進力がつく。
トップが方向付けをし、次の事業計画の立案と予算化の段階で、マネージャーがどこまで本気で関わるかで、その後のスピードはかなり違ってくる。
マネージャ―がトップの願いをしっかり受け止めて、自分も一緒に策定した事業計画と予算なのだから、この実現に部下を巻き込んで邁進し、毎週、毎月の進捗管理をすると、結果はついてい来る。
若干のタイムラグがあっても、この流れを踏まえていれば、実現に向けて必ず発生する問題やトラブルも、逃げず、先送りせず、ひたむきに向き合えば、解決のヒントは見えてくる。
多くの人が関わって、協力するなら、多くの問題は解決できる。
以上を整理すると、中小零細企業のトップとマネージャーは、まず第一に部下である社員たちと経営意思疎通をしっかりとる(コミュニケーションン)、次に大きなことも小さなことも目的(何のためにやるのか)を共有する(共通目標を持つ)、三つめがあの手この手で巻き込む力、協力を引き出す人的魅力を高める精進をするということになる。

[ 更新:2017-06-08 15:36:27 ]

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