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経営とは一種の「実学」

「実学」とは、習った知識やスキル(技術)を、日々の仕事の場で役立たせるもの。

中小零細企業でも、経営とは一種の「実学」と思う。
「実学」とは、習った知識やスキル(技術)を、日々の仕事の場で役立たせるもの。
習った知識やスキル(技術)が、仕事の場で役立たないとか、仕事場で役立てようとしないのでは、実りのある学びとは言わない。
学んだという自己満足感はあるかもしれないが、現実に関わる相手(特に顧客と社員)の満足の得られない事業は虚業に終わるもの。
経営の定義はいろいろあると思うけど、自分が選んだ事業を全うすること。
事業とはステークホルダー(利害関係者:創造経営では6種の利害関係人というけれど・・・)の満足を得るために行うもの。
注:「6種の利害関係人」とは、得意先(市場のお客様)、仕入れ・外注先、従業員、借入先(資金の供給源)、納税(行政)、株主などのこと。
事業は趣味でもボランティアでもないから、実利が必要。現実の利益を生むように、何らかの実益が得られてこその事業。
最初から簡単に儲かる事業はないから、仮説を立てて(経営計画の立案=PLAN)、実行して(まずやってみて=DO)、実験して(相手の反応を見ながら試行錯誤を続け=CHECK)、実証していく(こうしたらうまくいく、こうしたら喜ばれるというものを積み上げる=ACT)こと。
自分が率先して実際に行動し、五感で経験することが経営の実践。
自分の頭の中だけ、パソコンの中だけ、指示命令で終わりでは、実りはないのが中小零細企業の現実と思う。

[ 更新:2017-06-08 09:07:11 ]

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