お互いを知らないと関係性は薄いまま
お互いをよく知っている場合と、名前くらいしか知らない場合とでは、「作業」レベルでは何とかなるでしょうが、協働や仕事の創意工夫となると、スムーズに運びにくいでしょうね。
お互いをよく知らない、お互いに無関心では、仕事のスキルやノウハウも個々人にとどまるだけとなります。
お互いに話す(会話や対話をする)、一緒に食べる(時には飲む)ことで、お互いの個性を知り、共通部分と違いを知り、親近感が深まり、意思疎通がしやすくなって行きます。
お互いに思いやりの気持ちを持ち、その気持ちが自然に言葉や行動に表れてくると、職場の環境はどんどん良くなります。
結果として定着率も高くなって行きます。
個人の事情に配慮し、相互補完が職場単位で工夫されるといいですね!
生産性をアップさせるには、このような「職場の円滑な人間関係」という土台の部分をしっかり作り上げたいのです。
表現を変えると、次のようにもいえます。
まず、自分が言葉を発するとき、受け手に対する思いやりを持ちましょう。自分の言葉の受け手の感情も尊重しましょう。
次に、相手は相手の気持があるので、自分とイコールにはなりませんが、相手がどう受け止めるか、あるいはどう受け止めたかに敏感になりましょう。
人間関係の基本は「信頼」です。お互いの信頼関係の度合いを、自分の感性とこれまでの体験データで確認しながら、お互いを理解し、お互いを信頼し、一緒に働けることに感謝して、日々を過ごしましょう。
[ 更新:2017-06-05 06:23:11 ]