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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

新たな学びより実践重視!

3年前から経営ゼミでは「新たな学びより実践重視!」に切り替えています。

これは「良い人とは何か?といつまでも調査研究を続けるのではなく、今自分が考える良い人に、まず自分がなってみよう!」という考えからです。
経営ゼミスタートのころからのある参加者は、
「学んだ知識の数を、1年で全部実行なんて出来っこないんだから、今年やるべきことの優先順位をつけて、自社で何ができるのかどんどん試すことが大事でしょ。メモや資料ばっかり増やしたって、それで経営がよくなるもんじゃないでしょう」
と辛口の指摘をいただき、3年前から「実践成果の報告でお互いを刺激し合おう」と、運営スタイルを変更しました。

経営者には知的ヴァイタリティは欠かせないのですが、実践することにより気づき、学びが深まることがたくさんあります。
経営者の学びと実践(行動見本)から始まって、組織に浸透し、組織の業務習慣となって組織力がアップするものです。
経営実務は、知識の量で競争に勝てるものではありません。
必要だから得た知識を行動に転換し、経営成果を生むまで、試行錯誤を続けることが重要です。

社員が、なぜやるのか? どのようにやるのか? どうして自分がやるのか?を理解し、納得してやる場合もあるでしょう。
トップが言うから「まずやってみる」という社員もいるでしょう。
役職者であれば、自分が率先してやってみた経験を踏まえて、部下に教えていくことで相互の実力がアップして行きます。

計画立案に時間をかけて、やったつもりになって実行しないよりも、仮に不十分な計画であっても、いろいろ試しながら、その実体験を基に当初の不十分な計画を修正して、計画の質を上げていくというやり方も、中小企業らしいものと思っています。

[ 更新:2017-06-04 11:41:03 ]

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