あなたはリスクを認識しようとしていますか? 認識したリスクを回避する行動をとっていますか?
リスクを認識しようとしなくとも仕事はできます。認識したリスクを回避する行動を取らなくとも、昨日と同じ仕事はできるでしょう。
でもあなたが経営者であるなら、それで本当に良いですか?
例えばシンプルな例ですが、親しいお友達との取引がある場合のリスクを考えたことがありますか?
親しいお友達以外のところで、もっと品質の良い商品があって、値段も安く調達できるとします。
親しいお友達のところでは、その商品が調達できないし、価格も下げることができない場合、あなたはどうしますか?
クールにビジネスとして割り切れれば良いのですが、義理で取引が中止できないということも一つのリスクです。
義理が邪魔して、自社の顧客に良い商品やサビスを、顧客の納得感が得られる価格で提供できないし、自社の利益率の改善もできないことになりますから、大きなリスクになる可能性があります。
また、小さな決め事や約束でも、簡単な契約書や覚書をかわすとか、それが煩わしい場合は継続的な記録を残すことで、紛争が起きた時の立派な証拠となります。これも立派なリスク回避の習慣です。
[ 更新:2016-09-17 09:03:21 ]