あなたの会社では、社長の考えや意見にスピーディに反応していますか? 社長は社長、現場は現場と言う雰囲気ですか。
「社長がどう言おうが、俺は俺流」という会社では、組織パワーとは縁遠いでしょうね。
大きくとも小さくとも組織は組織、社長と同調して動く社員が多いと、社長の掲げる経営目的は達成しやすいものです。
組織パワーのある会社の社長は、不思議と強引なやり方はしないものです。
強引なやり方で、「中小企業はトップダウンでいい。トップの俺だけ見て、何も考えずに命令通り動け!」という社長もいます。
確かにこのやり方で短期的利益を上げる会社もあります。
このような社長ですと、私は気持ちが離れますから、「言われたことはやるけれど、」結果責任は私にはありません」となります。
発言の場を与えられず心身とも苦痛になると、退職のタイミングを探すのが、サラリーマン時代の私だったように思います。
上司やトップとの食事も、気は使いますが、上役の考え方や本音を聞けるまたとないチャンスなので、私は昼食に誘われるとラッキーと思い有効活用させて頂きました。
札幌トヨペットのセールマン時代は上司が頻繁に食事に誘ってくれましたし、税理士事務所勤務時代は、少ない機会だからと所長先生は気遣って誘って下さいました。どちらも自分には有難い場でした。
トップや上司との食事の場を避ける会社では、業績改善が遅々として進まない事例もあります。
会議の場だけでなく、意思疎通の場はいろいろなところにあります。
私はタバコはたしなみませんが、喫煙室での何気ない話、食事の時の無防備な話が、相互理解を深める大事なきっかけになると思うのは、私だけでしょうか。
[ 更新:2016-09-12 13:51:54 ]