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今のまま新たに何も学ばず、外を見ずに自分の殻にこもり、過去延長の仕事に固執した自分（あるいは自社）の１０年後を想像して下さい。

あなたには、どんな未来が見えたでしょうか？
企業が活性化しない、赤字が止まらない会社には、次のような社員が相当数います。その割合は過半数以上と言っていいでしょう。
うちの会社では学べる人がいないし、社内に学ぼうと思えることもない。
学ぶ必要性を感じないし、学生じゃあるまいし、この年で勉強、勉強もないだろう。
特にやりたい仕事もないし、やりたいことも社内には見当たらない。⇒見つけようとする気持ちもない。
会社のために働く、お客様のために働くなどと考えたこともない。⇒お金のために働くか、家族のために仕方なく働く。
これまでがほどほど豊かで、本当に困ったこともなく、自分が最終責任を負ったこともないまま歳月を過ごすと、自分の身につまされるということがないのです。
このようになってしまった組織では、自分からの自己改善を期待しても、実際にできる人はとても少ないことでしょう。
ここは上司力、経営力が問われる場面です。
すぐに管理者を教育者として機能させることを優先させて下さい。
時には指示命令の強化、監視の強化も必要かもしれません。

[ 更新:2016-09-15 08:12:38 ]