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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

どんな社内教育をしていますか?

どんな社内教育が有効と考えて実行していますか?

ではおさらいで「教育」の種類を確認しましょう。
トレーニングの種類は三つありますね。
まずは、オンザジョブトレーニング(O.J.T )。これは現場での実務を通じた実技訓練です。目標や期待するレベル達成する迄、上司や先輩から部下や後輩に対し繰り返し行うものですね。これは絶対やり続けたいトレーニングです。
次がオフザジョブトレーニング(OFF.J.T)です。現場から離れた理論や実技訓練です。客観的に担当する仕事の考え方・原則を学ぶ、実践の仮体験を積むトレーニングです。私はこれも好きな学びの場です。
最後が、セルフトレーニングで自己啓発とも言います。仕事を実践しながら、自分自身で学び、自分でレベルアップしていく方法のことです。残念ながら自費で実践する人は少数です。
これでおさらいは終了です。
では質問です。一番効果があるのはどれでしょう?
私は最初のOJTと思います。計数で効果測定はしたことはないのですが、上司が責任を持って実施される半強制的な反復継続の実践体験学習ですから、確実にレベルアップします。
ここで自分の意思で、期待されるレベルの実務ができるまでようになるまで自己啓発をする部下や後輩は、間違いなく早く大きく成長します。
朝礼での唱和は、何年やってもこのどちらでもないですね。
そう見ると、朝礼は、本日のテーマや行事、スタッフ全員に対する情報の周知徹底の場として、経営理念などの概念の共有の場としては必要です。
しかし、スタッフ各人の職務スキルを確実にレベルアップする教育方法としては絶対的な効果はないでしょう。
というのも、スタッフ各人が仕事でクリアすべき課題は同じはないからです。
教育の理想は「マンツーマン」ではないでしょうか。社長や上司が「マンツーマン」で部下と向き合い、部下の成長を願い接することで、本当の教育効果が出るようになります。
面倒と言わずに試して見て下さい。

[ 更新:2016-08-25 06:25:57 ]

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