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コロナ禍二年目、それも感染が急拡大の今年。この中にあって、中小企業が成長するにはどうしたら良いのか？

自社に差別された技術があり、顧客信用があれば、連携・共生・ネットワークを組める相手を考えてみよう。
今年仲間となったら、これから手を組んだら何ができて、お互いのメリットとして何が生まれるか考えてみよう。

売上が下がっても前年の2割程度なら、できた時間を使って勉強し、自社の強みのコア技術に磨きをかけよう。

コロナ禍二年目ながら、感染が急拡大の今年だからこそ、物事を短絡的にとらえたり、物事を一面的にとらえるのは危険と思う。
今は、経営モデルに絶対もないし、模範解答もないとしよう。
これから何を選択し、何を採用しようとするかは、コロナ禍でも失われない自社の強みを再認識し、将来に向けて何を目指すかによって変わっていく。

レンゴー会長兼社長の大坪清氏は、昨年3月掲載の日本経済新聞の私の履歴書で、「人の世を取結ぶ縁」としてリーダーに必要な5つの要素を示された。
それは、道徳、倫理、哲学、感情、惻隠の情だった。
シンプルに簡単に表現すると「信頼されたなら、それに応える義務がある」ということのようだ。

[ 更新:2021-05-14 11:23:10 ]