今日11月4日の午前の札幌はみぞれ模様。冬が近づいています。冬タイヤへの交換を急がなくては!
上司のはしごを持ってきてくれ!と言われたとき、どうしますか?
すぐ倉庫に行って、一番先に目についたはしごを持ってく人がいます。
はしごの保管場所の確認をする人がいます。
はしごを現場に持っていって、高さや段数の誤りに気付いて、もう一度倉庫に駆け戻る人がいます。
目視と実際の、高さや段数が一致せず、再度倉庫に駆け戻る人もいます。
この繰返しでも、正しいはしごを届けられた人は、次の機会の良い経験となることでしょう。
まず、どの場所で、どの作業をするために、そのための高さや段数の確認をしてから倉庫に行く人もいます。
一度でぴったりはまる人も、こうなるまでには試行錯誤があったことでしょう。
上司の立場では、このような部下の対応にいろいろ思うことでしょう。
すぐに適切なはしごが用意されることを上司は期待するはずです。
部下が汗を流しながら現場と倉庫を何度も往復しても、結果が伴わないとイライラもするでしょうし、失望もするでしょう。
部下の道具の知識や現場経験を適切におさえていないと、過剰な期待になるし、根拠のないあいまいな期待となるだけです。
部下の対応を見て叱責するのではなく、自分の指示の内容を、相手を見ながら修正する上司であってほしいものです。
[ 更新:2020-11-04 15:02:13 ]