◎協働ができる人
自立レベルの人=自分の権利と義務のバランスの取れる人。
社内で求められる当たり前のことが、当たり前にいつでもできる人とは一緒に働きやすい。
相手が上司でも部下でも、相手の話をさえぎらずに聴き、聴き終わってから自分の考えを伝えるように努力してくれる人には心を開きやすい。
⇒自分が話す時間よりも、相手の気持ちを聴く時間が長くなるように配慮するから意思疎通がスムーズとなる。
上司の期待や願いを素直に聞き、それに応えるための努力をしている部下は有難い存在となる。
⇒そういう部下は、自分の役割を正しく理解し、真面目に働くから、ある程度の結果を出すし、苦戦する時は助けてくれる人が現れます。
孤立する人は、孤立していく理由があると思います。
以下は教科書的です。
人に求められるのは心身の成長!
仕事をする以上、職務能力のレベルアップは求められて当然。
人生を折り返す年齢や、管理者となったなら、加えて人間的な成長(創造経営では人格能力といます)も求められます。
発達心理では、人間は肉体的な成長とともに心理的にも発達をし、ものの見方を広げて社会人として生涯活躍していくとされます。でも現実は、必ずしも全員がそうなってはいないということを受け止めましょう。
教科書的な発達心理という面からみると、幼少期は『受身』がその基本となり、思春期になると『自立意識』が芽生え反抗期となり、それを乗り越えて、『共感する力』を身に付けていくとされます。
最近は反抗期のなかった若者や、自分がぶつかった壁を乗り越えられない若者も増えているように思います。
私たちは教科書の歩みと比例しなくとも、年齢を重ねながら心理的発達とともに、組織に上手に適応していくために自分自身の人間性(社会的成熟度=人格能力)も向上させていくことが求められています。
その手法としていろいろなノウハウやツールを提供する企業や専門家が世の中にはたくさんいます。自分と波長の合う人と出会い、自分の潜在力にスイッチを入れて頂きたいものです。
[ 更新:2019-06-22 14:38:29 ]