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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

今週の吉見経営ゼミ

今週は苫小牧と札幌での経営ゼミでした。 参加人数は、少ない方がお一人お一人としっかり向き合えるし、参加者全員が複数回の発言ができるので、個人的には好きです。

来月7月は苫小牧が11日、札幌は18日の開催となります。

今週の経営ゼミで取り上げたことは次のようなことです。ほんの一部を書きますね。

・年功序列型賃金制度に問題があるのではなく、年功(キャリア)に職務知識と職務スキルが比例しない事が問題。
職務知識と職務スキルが伸びなくなったにも関わらず、賃金だけが毎年上がることが問題。
職務知識と職務スキルの劣化が著しいにも関わらず、給与賞与高止まりしていることが問題。
自分の職務知識と職務スキルを、競争他社と比べて客観視できない社員が増えることが問題。

・社長の仕事の一つに、社内の意思統一と社員と協働と補完を機能させることがある。
社長がいくら頑張っても、協働に適さない人がいるのが現実。

協働に適さない人は、わがままな人、自己中心的な人。

そういう人は自分勝手に解釈して、自分勝手に行動するから目が離せない。
そういう人は自分が注意されると、周りの人を責めやすく、批判や非難が得意だから扱いにくい。
仕事をしないで済むならしたくないし、誰かが代わってくれたらラッキーだから、周りの誰かの負担が増える一方。
これが続くと、孤立する一方でしょう。

ここまでではないけれど、表面協調の人も、自発的な協働を求めても、しないしできない人が多い。

当り前の挨拶、報告等が大切なことと頭では分かっているが、習慣化されていないからバラツキが多い。
「自分は自分、人は人」という考え方に傾いているから、義務で働くだけ。
だから、言われないことはしなくてよいと思っているし、やりたくないことはできない理由は言い訳を考える。

そういう人がそのまま中高年になると、逃げ方やかわし方が巧みになるから、一層一緒に仕事がやりにくい。

[ 更新:2019-06-22 14:13:43 ]

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