因縁とは、関係性の事。 何か原因があって、それを刺激する不思議(?)な縁があって、何らかの結果が起きるというものが因縁。
因縁果報が望ましいけれど、因果応報もあるのが人の世であり、人間関係ではないでしょうか。
対人関係では、冷静に考えるなら一方が100%正しいということもなければ、一方が100%間違い(悪い)ということもないでしょう。
自分が認めたくないだけで、傍から見ているとお互い様とというのが結構あるはずです。
相性の良し悪しは確かにあるけれど、仕事でコミュニケーションが取れないことを、相性のせいにされてもね…
人は愛着(好感)の持てる人には冷静に温和に接することができるでしょう。その相手の言動に少々気に入らないことがあっても、さらりと受容してしまうはずです。
自分の感情をコントロールもできるし、怒りの抑制もできるのが、自分が愛着(好感)の持てる人に対してです。
でも利害の対立する相手や、日ごろから自分の気に入らない相手に対しては、感情がコントロールできず、言わなくてもいいことを言い、あからさまに不快という態度を取るでしょう。
この雰囲気では、お互いが上手にコミュニケーションを取ることはできないでしょう。
お互いが良い方向に進むことを願って向き合い、歩み寄りの方向を探り、妥協点を探し、時間がかかってもすり合わせを行うから、理解⇒納得⇒合意⇒和解へと進めるのではないでしょうか。
[ 更新:2018-12-13 14:06:55 ]