心理学関係の本を読むと、次のように書かれていることが多いですね。 「父親から縦の人間関係を学び、母親からは横の人間関係を学ぶ」
私個人の解釈では、縦の人間関係とは、権威や規律の受け止め方や指示命令に対する反応の仕方。
横の人間関係とは、対人関係や協調性、愛和性。このほかにも、いろいろな表現があると思います。
少し硬い表現では「権威的な父のもとでは育まれた精神は服従を喜びとし安心するが、父(超自我)と自己を同一化することによって支配することも喜びとなる」(長尾龍一「遠景の法学」より)
自分は両親の影響をどれくらい強く受けてることでしょう? 時々静かに考えても良いと思います。
私たちの仕事の場面でもいろいろなことが起きます。個人的にコントロールできることは限られます。不都合なこと、具合の悪いこと、面白くないこと、嫌なこともゼロになることはないでしょう。
だからと言って、無関心で勝手気ままに、マイペースで働けばいいというものではないでしょう。
ささやかでいいから、自分も家族も、自分が関わる組織も、昨日よりも今日が、今日よりも明日が少しでも良くなるような生き方や働き方をするのが良さそうです。
これは今の年齢になって思うことですが・・・
[ 更新:2018-08-24 14:26:35 ]