昨日の午後からお盆休みで苫小牧に移動。 お墓参りをしようと思ったのですが、途中から強い雨となり、まっすぐ自宅へ。
今日も朝から雨が降ったりやんだりの繰り返し。仕方がないですね・・・
今日はのんびり読書三昧の一日です。
私たちには祖先がいます。祖先は先祖と言ってもいいですね。
少ないながら、常に先祖を意識しながら暮らす人はいます。
普段は先祖を意識はしないものの、何かの折に思いをはせる人がいます。
先祖を無関係と記憶の外に置く人もいます。
先祖をどう扱っても、私たちは生活ができます。
先祖があって私たちにつながっています。先祖が居てくれて、今の私たちにつながっています。
でも、先祖と今の自分達のつながりを明らかにしようとすると、年々難しくなっているのではないでしょうか。
明治、大正、そして昭和での敗戦。明治生まれ、大正生まれの方は戦争に従軍された方も多かったと思います。ご家族を亡くされた方も多かったと思います。私の両親のような昭和ヒトケタ生まれは、何らかの戦争体験をして来ました。
敗戦後の昭和、そして平成。今の平成も終わりに近づいています。
明治生まれの方も大正生まれの方も、多くがお亡くなりになっています。直接体験の明治や大正の時代を語れる人が減ったように、戦争の昭和を語れる人も年々減っています。古いものは新しいものにドンドン置きかえられていきます。
古いものは記録し、記憶し、思い出せるようにしないと消えて行きます。
私たちが「これから何年生きます」ということは、裏返すと「これから何年で死にます」ということ。
長短は別に、自分の人生に希望を持つと、自分の過去を肯定し受容できるのではないでしょうか。
これからの自分の人生に希望を持てないとなると、自分の過去を懐かしむことは難しいかもしれません。
このお盆休みに、自分が体験していない、明治・大正・昭和の当時の時代に自分が立っていると仮定して、当時を生きた自分の先祖を想像してみませんか。お互いに充実したお盆休みとしましょう!
[ 更新:2018-08-15 15:24:46 ]