人口減に少子高齢化の流れですから、どの業種も働き手も不足しているし、顧客(消費者)も不足するのが当り前のことです。
この環境の中で、「必要な利益を生み出す道を見つけるのが経営者の仕事」と思うしかないのです。
それが見えないなら・・・どうしますか?
財布のひもが固いのではなく、安易にお金を使う気持ちになれないし、積極的に物を買う気持ちになれないのです。
必要なものはほとんど持っている人は、焦って買う必要はないでしょう。お金も持っている人の場合は、なおさらではないでしょうか。欲しいものはよく吟味して、決めたらすぐ手に入れようとしていませんか。
所得が限られる人や、年金生活に入る人たちは、商品やサービスの選択は今までよりも慎重になるでしょう。所得が減った人は、なおさらのことと思います。
営業成績の下がるところは、下がる理由があるはずなので、マイナスの影響を早く、強く受けるのではないでしょうか。
常に新しい価値を問える商品やサービスを探して、アナウンスしながら反応を見て、実際に提供しながら、既存品の改良も手を抜かず怠らずが当たり前の管理レベルになっていないと、マイナスの影響を受けやすくなりますよ。
高齢者が相手となると、要求水準は高くなるし、わがままにもなるから、それに対する向き合い方のスキルアップも求められます。私の母親を見ていても、随分お店の皆様に迷惑をかけていると思います・・・本当に。
明らかにおかしなことを言うとか、おかしなことをするというのは老化や劣化の現れの一つと思います。
自分の20年後の姿かな・・・と思いつつ、母を見ています。
人の気持ちは目に見えないし、人の価値観はそう簡単には変わらないでしょう。
商売は人に何かを買っていただくものだから、人の気持ちに敏感で、常に人の気持ちを観察し、丁寧に人と向き合うから、次の商売の情報が得られるものです。
売る側の一方通行の思い込みは危険です。
[ 更新:2018-07-04 10:37:32 ]