今のままがいつまでも続くものではないけれど、このままずっと続くものと思っていませんか。
両親がいなくなったら?
兄弟姉妹がいなくなったら?
配偶者がいなくなったら? これらは、いつか必ずおきること。
仕事でも、お客様がいなくなったら、どんどん減っていったら?
社長がいなくなったら?
先輩上司がいなくなったら?
同僚がいなくなったら?
部下がいなくなったら?
取引先(仕入先や外注先)が離れて行ったり、いなくなったら?
もしも自分から◎◎◎が無くなったら? と、自分に問いただし、その時自分はどうするのか、自分の出す答えを考えてみよう。
本当に人の感じ方は千差万別ですね。
今のままがずっと続くと思っている人。
今のままでずっと問題なし、大丈夫と思っている人。
何か変?と違和感を感じている人。
本当にこのままでいいの? と疑問を感じている人。
今のままでは危険と思う人。
みんな平和ボケで、このままでは危ないと思う人。
気づいた人が何も感じていない人に、どのように行動を促すか?
個人的な対応にとどまるのか、組織的対応ができるのかが、普段の問題意識の有無と組織だった危機対応力に現れると思う。
特に事件や事故が起きた時に、想像する習慣のある人はリスク対応力が高いと思います。
老年者の車の運転誤りの人身事故のニュースから、他人事と聞き流すか、自分や自分の家族の問題として何が起きそうか想像してみるどうでしょう。
一緒に働く社員の家族に起きる可能性はないか、想像してみるとどうでしょう。
盗難のニュースでは、自宅や会社の盗難に対する安全管理のチェックをする人はどれくらいいるでしょうか?
公共交通機関の事故や事件では、仮に自分が遭遇した場合のイメージトレーニングはしたでしょうか?
問題やトラブルも、誰かの悪意がいつもある訳ではないでしょう。
自分に全く非がなくとも、巻き添えとなることもあるでしょ
う。
自分が当事者となった場合を想像するトレーニングは有効と思います。
これは数年間お仕事を頂いた、某工場長の安全管理の秘訣として教わったものです。
ただ、実際に想像してみる課題は、ある程度しぼらないと、心身が休まらないの、疲れますよね。
[ 更新:2018-06-11 16:42:31 ]