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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

16日の苫小牧での経営ゼミ

16日の苫小牧での経営ゼミで、冒頭に確認したことは次のことです。 皆さんの「会社の存在目的」は何でしょう?

「会社の存在目的」とは「経営目的」と言ってもいいでしょうし、「存在価値」とか「差別化要素」と言ってもいいかもしれません。
顧客目線でも考えて見て、自分の言葉で言えるといいですね!

例えば、「うちは〇〇屋で、△△で食べているんだ!」でもいいですよね。
会社を引っ張る人が、この点があいまいだと問題ですし、時流に合わなくなって来ていると感じたら、軌道修正を考える時期ということですね。
前回はこの確認から入りました。

次は、参加者の皆様は年間予算や利益計画を立てていらっしゃいます。
参加者の会社では、今期もほぼ想定の流れで推移されているようですから何よりです。

では、「利益目標の設定基準は何でしょう?」と尋ねると、経験と過去の延長線で決めていて、根拠は意外とファジーかも・・・という反応の方もいらっしゃいました。

どれが良いかは、それぞれの会社の置かれている状況によるでしょうが、一般的には次のようなものがあるでしょう。
前年比による
売上高経常利益率による
借入返済額を考えて設定する
同業他社の比率や利益額をモデルとする
創造経営が推奨する「規範利益」という考え方をまねる
この他にもいろいろあるかと思います。

「わが社における適切な利益の根拠」を筋立てて説明できる事が大事ということを確認しました。

そして実務で大事なことは、目標設定して終わりではなく、利益目標必達のためにPDCAサイクルを適切に回すことです。

どんなふうにPDCAサイクルを回していますか?
予算実績会議資料のこだわりは何ですか?
と尋ねると、つめは甘いかも・・・という反応もありました。

結果の出せないところは、次の傾向があります。

過去の実績の評価や反省が甘い、
今期計画を立てない、
計画は立てるが立てて終わり、実行は本人任せ(会社としても管理者としても放任)
やった月次の結果を振り返らない、やりっぱなし、
やったことの評価が甘い、未達成でも結果は結果で過去のこととしてしまう、
会議をしても結果報告をするだけ、次をどうするか考えないし、決めない、
最終的に結果無責任・・・

これと逆のことを毎月詰めて行く厳しさがあると、予算達成が当たり前の組織になりますよね! ここまでで30分経過しました。

[ 更新:2018-05-19 11:10:59 ]

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