2015年の中小企業の景況見通し の中小企業の景況見通し
~「中小企業景況調査」(2014年11月)の付帯調査結果~
日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ(担当:江連、神谷)
「2015年の中小企業の景況見通し の中小企業の景況見通し」の中に、
経営上の不安要素 2015年の経営上の不安要素として、
・「原材料価格、燃料コストの高騰」「人材の不足、育成難」などの割合が上昇している。
・注力分野 2015年に注力する分野として、「人材の確保・育成」「財務体質の強化(借入金返済等)」などの割合が上昇している。
とありました。2018年の今年も何ら変わっていませんね。(これは2015年8月の吉見経営ゼミで使った資料の一部です。)
この問いかけに対し、何らかの対応策を考え、何らかの手を打ってきた会社と、他人事と思って何もしてこなかった会社との現在の差はどれくらい開いているでしょうか?
中小企業の強みは、経営者と社員との距離感の近さであり、経営者と社員の一体感のつくりやすさであり、社員個人の裁量で顧客にきめ細かく、迅速で、個性的な対応ができ、顧客満足につなげられることです。
経営者の言うことは絶対実行でもいいでしょうし、経営者の意向を忖度できる組織でもいいのですが、社員たちに経営者の望む結果を生み出せる行動力の有る無しは、経営成果に大きな差になっています。
[ 更新:2018-05-13 11:28:54 ]