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「観光経営人材の5条件」星野桂路氏(星野リゾート代表)

日本経済新聞2017.10.18 30面の記事が役に立つ⇒応用できるものがたくさんありますよ

第一の条件 「現場経験が豊富」
観光の現場では様々な仕事をしなくてはいけないし、その習熟には最低でも10年かかる。だから、いかに現場経験を積ませるかが大きな問題となる。→一人前になるには、まず石の上にも三年。そして7~10年の実務経験でベテランとなる、ということですね!
第二の条件 「ビジネス理論に理解がある」
いくら現場経験が豊富でも、勘と直感に頼っていたのでは成功できない。ビジネス理論に基づき、戦略的に活動することが必要。→経験と勘と度胸だけで、ビジネスは成功しないということですね。
第三の条件 「自らの旅行経験」
新しいサービスは、顧客のニーズから発想するものではありません。何を提供してあげたいか、どうすれば喜んでいただけるかは、顧客の立場に立った経験がないとなかなか分かりません。旅行経験に乏しいと、観光経営人材になりづらいと思います。→顧客ニーズの吸収も大事、顧客目線や顧客体験も大事ということなのでしょうね。
第四の条件の 「グローバルな価値観」
外国人の考えを理解して人材を獲得しなければならないと同時に、多様な価値観を持つ外国人スタッフをマネジメントしなければなりません。一例ですが「約束通りになされないのが世界の生常識」ですから、忍耐して巧みにコントロールすることも必要。
⇒「約束通りになされないのが世界の生常識」とは、まさに目からうろこ!
第五の条件 「観光への情熱」
松下幸之助の観光立国論の引用「観光は最も平和方策方策であり、持てるものを他に与える博愛の精神に基づいている」
観光ビジネスを通じて社会に貢献するという情熱がなければ、外国人旅行者に本当に喜んでいただけるサービスは生まれないのではなかろうか。

[ 更新:2017-12-20 08:00:04 ]

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