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11月27日の雑感(今日の経済新聞 13面)

ユナイテッド・アロー名誉会長 重松理氏が取り上げられています

この記事は、自分の価値観やこだわりを考えるのに、良いものと思い、以下に抜粋引用します。
>伊那引用開始
自分にとって良きもの、快適なものを選ぶ時の基準は何だろうか。
「一言でいえば、品(品)があって、品(しな)が良いこと。一見同じ意味のようですが〝品〟を〝ひん〟と読めば形としては見えない人間性を、〝しな〟と読めば洗練されたデザインや品質っといったモノの価値を意味するようになります。その両方を兼ね備えていることが、私にとって美の基準なのです。

美意識の背景にある「品」の世界とは、どうしたら出会うことができるだろうか。
「奇策はありません。あくまでも正攻法。それは〝理に順う〟ことです。つまり、自然の理(ことわり)や社会の道理から外れていないこと。いかに原料の質が良くても、縫製をいい加減にしていたら、商品は決して美しくならない。その逆も然り。それはものづくりの理に適っていないからです」
<引用終了
品(ひん)と品(しな)の違いの解釈は勉強になりました。その両方を兼ね備えているかどうか、見極める眼を持つことは、今の私には簡単ではないでしょうね。
あくまでも正攻法で、自分の業種や業界の〝理に順う〟ことを追求することは、それぞれの立場で欠かさないことと思います。

[ 更新:2017-11-27 12:32:30 ]

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