昨年は風邪で咳が止まらず途中退席・・・
昨日25日は、札幌コンサートホール キタラで一年ぶりに札幌交響楽団コンサートの鑑賞。
指揮は仙台生まれの佐藤俊太郎さんで、初めて拝聴しました。指揮棒を使わず、熱のこもった振りでした。昨年の2016年4月に札幌交響楽団指揮者に就任されたとのこと。
演目ですが、一曲目は有名な「フィガロの結婚序曲」。これは有名すぎる曲で、これはモーツァルト以外何者でもないという、軽やかな曲です。モーツァルトのミドルネームは「アマデウス」で、映画のタイトルでご記憶の方は多いと思います。今回のパンフレットには、「アマデウス」とは「神に愛されたもの」という意味があると書かれており、そういう意味があったんだ~と初めて知りました。
二曲目は、サン・サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番で初めて耳にした曲です。初演者のパブロ・デ・サラサーテに献呈されたと書かれていました。あまりにきれいな曲過ぎて、途中うとうとしていました。
ヴァイオリン独奏は正戸里佳さん。正戸さんは、桐朋女子高校音楽科3年生のとき、「パガニーニ国際バイオリンコンクール」で3位入賞を果たし注目され、現在はパリを拠点に欧州各国や日本で活動しているとのこと。
アンコール曲は、イザイ(ベルギー)の「無伴奏ヴァイオリンソナタ」から。見事な演奏で会場を渦巻く拍手喝采でした。
三曲目は、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」でした。この曲は何度か聴いているのですが、まるで別な曲に感じました。
札響の演奏力を引き出した指揮の佐藤俊太郎さんの力かもしれしれませ。聴きながら、「悲愴」ってこういう曲だったんだ!と思っておりました。
アンコールは札響の恒例でエルガーの「威風堂々」。
終演後は、札幌大通公園でホワイト・イルミネーションを観ましたが、今年の新しいイルミネーションはいいですよ。札幌に出かける機会があれば、是非大通公園へ足を運んでください。
ミュンヘンクリスマス市も開催中で、多くの人でにぎわっていましたよ。
[ 更新:2017-11-26 09:27:33 ]