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人には寿命があり、致死率100％だから長生きする必要もないし、早く死んだ方が良いとはならないでしょう。

生きていると、本当にいろいろあるけれど、それが生きているということと思うしかない。
人生は逃げ場なし、逃げても逃げても逃げ場ばがないとするなら、もうこれ以上逃げてはいけないと開き直る。
多くの人が言うように「人生は、真剣勝負する者に幸運が訪れる」と信じよう。
「人生すべて当たりくじ」という人もいたようだけれど、人生にはいろんな当たりがあるものと思おう。

親子兄弟でも他者であるから、その記憶を正確にコピーして、自分が継承できるものではない。
相手が他人であるならなおさらのこと。
疑似体験の活用は有効ではあるけれど、目で見て耳で聞いて頭でわかったというレベルのもの。
本を読んで感動し、映画を見て心が震えたとしても、実体験ではないから完全な理解とは言えないだろう。

縁があって仲間となり、縁があって夫婦となり、姻族となっていくのだから分かりえないことがあることを前提として、お互いをわかろうと努力するから、いろいろなことが起きても一緒に長く生きられるのではないだろうか。

[ 更新:2017-08-07 15:16:09 ]