何事も平均通りに進まないから、ホレンソウ(報告・連絡・相談)
始めから終わりまで、予定通りに進むことは、そんなに多くはないと思いませんか。
大なり小なり、イレギュラーや予定外は起きるものです。
それに迅速に対処して、何事もなかったかのように進めるために欠かせないのがホレンソウ(報告・連絡・相談)!
スタートは、朝礼や部門の朝の打合せで、一日の仕事内容の確認と注意点の情報共有から。
イレギュラーや予定外は、すぐに報告・連絡・相談。
緊急対応は進めても、同時、あるいは直後に然るべき人に報告・連絡・相談。
間違っても、事後報告・連絡・相談とならぬようにしなければいけない。
先輩は、後輩にこういう場面の対処法を経験させる義務があるとしましょう。これも一つのOJTです。
ただ「注意しろ!」というのではなく、この経験から、何に対し、どのように注意すべきか指導しましょう。
ただ「ちゃんと見ろ!」ではなく、どこを見て、どのような変化を見落としてはいけないのかを指導しましょう。
前後左右の確認、声出し確認も指差し確認も、何らかの意味や必要があって生まれたものです。
その、何らかの意味や必要性を具体的に教えないと伝わりにくいものですよ。
焦らないこと、ゆとりを持つことも教えてあげて下さい。
緊急危機対応は別にして、多くのことが、焦って急いでも、一呼吸おいて心落ちつかせてやっても、時間はそんなに変わらないことも教えましょう。
[ 更新:2017-07-28 14:00:45 ]