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経営コンサルタント吉見からのお知らせ

今年も一年の目標設定をしよう!

語るべき未来がなくなったら要注意! 昔話しばっかりするようになると、現在と未来に目が向かなくなった証拠かもしれない。

ゆとり教育世代の若い人と話すと、そこそこの幸せで満足しているようで、今でも「それなりに幸せ」と考えているように感じます。
「日本国の若者が未来に希望が持てなくなったから、そこそこの幸せを求め、今に満足している。」とする意見もあるようですが、若者全員がそうである訳でもないでしょう。
私の経験ですが、豊かな環境で育った団塊ジュニア世代からは、「今それなりにモノは持っているから、特に欲しいものがない・・・」とか「道内は行き尽くしたし、海外でも国内でもどうしても行きたいところも別にないし・・・長い旅行は面倒くさいし・・・」とか「自分のしたいことは自分で決めるから、構わないで放っておいて下さい・・・」と言われたことがありました。

社会学者の古市憲寿氏は、「人は今日よりも明日がよくなると信じることができなくなったとき、将来に希望をなくしたときに、『今が幸せ』と感じるのではないかと思ったんです。仲間たちとのんびり、自分の身の回りの小さな世界で幸せを感じる。それが現代の若者の幸せの本質なんだと思います。」と語る。
出典 http://wpb.shueisha.co.jp/2011/11/07/7843/
欲しいものが無いのではなく、未来に希望がないと条件づけられているから、欲しがらなくなってきている。
世の中は変わりようがないし、世の中がどんどん変わるという経験がないから、今のままでいいと満足しようと無意識にしている、というのが今の若者の感覚だという事でしょうか。

人は未来に希望を持てなくなったとき、今を頑張れなくなるという心理は理解できます。
逆に、未来に希望がある限り、今を頑張るかどうかは個人差があるようにも感じます。
自分の未来に、自分の意志でどれだけ希望や夢を持つか?
年初に当たり、この点は大事にしませんか。

[ 更新:2017-01-02 10:44:12 ]

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