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何事も現場に自分の体を持って行き、自分で体験する。自分のカラダで憶えると、人は簡単に忘れません。

人は頭の中だけの知恵や知識で憶えていることは、とっさの時にほとんど役に立ちませんが、カラダで憶えていれば、結構応用がきいて対処できるものです。
　「自転車の乗り方」の本を読んで勉強をしても自転車には乗れませんが、自分で自転車に乗り、何度も転び、あちこち擦りむき、傷つけながら怖い思いをして憶えた自転車の乗り方は、たとえ何年も自転車に乗っていなくても、カラダが憶えていて乗れるのと同じです。

大切なのは、まずカラダで体験して、並行して浅く広くその知識を得ることです。
そして、浅く広く知識を得た後に、もっと深く勉強をして実際に試すことです。

セールスをしたことのない人がセールスの本を読んで勉強しても売れません。
売った体験のある人がセールスの本を読むと、今まで以上に売れるようになります。
新車のセールスマン経験のある私が保証します！
知識も大事だけれど、実際の体験での補強はもっと大事です。

[ 更新:2015-11-29 14:38:22 ]