昨年還暦を迎えてから、色々と楽になってきました。有難いことです。仕事は別ですが、人との接し方も変えていこうと思うこのごろです。
これまでの人生のいろいろな体験は、自分が何者で何のために生きているのかを学ぶためのものであり、自分が今後どのように生きていくのか気づくためのものと考えてみよう。
良い体験だったとか、悪い嫌な体験だったという評価から一旦離れてみよう。すべての体験は必要だから与えられたものと受け止めてみよう。
自分がしたことについて、人の道に外れなければ、結果に対してしっかり責任を取る覚悟があれば、何をしてもいい。
人には人の考え方がある。信じるものも違っている。物の見方、考え方、価値観も違っている。この前提を忘れないようにしよう。
もし誰かの価値観、考え方が自分と違うと思ったら、これからはそこから静かに離れよう。自分とは違うと思えば、そっと離れればいい。自分とは波長が違うということだし、ご縁のない人と受け止めていこう。
離れられない事情があるときは、棲み分け(役割分担)を工夫しよう。違うからといって批判や対立をするのではなく、棲み分けを試みよう。お互い干渉しあうことがなければ、静かに暮らせるのだから。
考え方や、価値観、視点が違うことに、善し悪しの評価をするのはもうやめよう。
一緒にいて違和感を抱くときは、自分から静かに離れればいい。波長の合う人と一緒にいれば、楽しくいることが出来るのだから。
あなたはあなたたであり、私は私であるだけと受け止めよう。どちらも自分らしく生きているのだから、どちらも正しいと受け止めよう。
そしてお互いの存在を尊重し、お互いに敬い感謝することを忘れなければ、みんなが平穏に過ごせる。
[ 更新:2015-09-06 10:13:32 ]