評価なくして生きられない……
佐藤先生は次のように書かれました。
「私たちは、生まれてからずっと評価を受け続けている。生まれた時、標準より大きいですね。良く食べる子、保育園でもおとなしい子、小学生になっても落ちつきのない子等々評価がついて回る。
私たちが友人、同僚と話す内容も評価の話。おまえんとこの上司は仕事も出来るし面倒見も良いし……、果ては死ぬ時も良い死に方だった、なんて評価は一生、いや死んでもついて回る。自分を基準に評価することなら離れられない。
この評価によっては、戦争にも発展するのが国対国の評価。
職場で良く聞かれるのは、あの人からは評価されたくない、というもの。ここに管理者リーダーとしての生き働き方がある。自分を振り返り、部下をしっかり見てないと人事考課は機能しないのだ。これは全てに通じますね。」
これに対する、源真里さんのコメントもいいのです。
「 相談される一番多い悩みは、『わかってもらえない』『正当に評価されない』です。つまり、自分が思っているとおりに理解し,自分が思っている通りの満足できる評価を!という訳です…。」
吉見がお客様のところでよく言うことなのですが、「相手を分かろうとするから、自分も分かってもらえる」「相手を信頼するから、自分も信頼される」のが人間関係と思うのです。相手をマイナス評価し、あるいは周囲に無関心でありながら、自分だけ分かって欲しい、、自分を正当に評価して欲しいというのは、よほどその人に能力と魅力でもないと、難しいように思うのです。
[ 更新:2015-08-27 14:46:56 ]